知らぬ間に失ったライブをこの手で創造してみた
2020年4月末、Mr.Childrenファンクラブ「FATHER&MOTHER」内で桜井さんから衝撃の発言があった。内容は書けないが、タイトルの主語から察してほしい。このご時世、つまり、そういうことだ。
桜井さ〜〜〜ん??!?まずは教えてくれてありがとうな〜〜〜!!でも正直このまま隠し続けてほしかった気もするよ〜〜〜〜?!?ないものを思い続けるより本当はあったはずのものを思い続けるほうが数倍辛いぞ〜〜〜!!?!この気持ちをどこに消化させればいいのか教えてくれ〜!?!!でも1番辛いの本人たちだよな〜〜〜〜〜!!!?教えてくれてありがとうな〜〜〜!!?でも正直このま…………
そこから今まで約8ヶ月。映画・CM・ドラマのタイアップ、アルバム発売、5年ぶりのテレビ出演…。今まで以上の活動にたくさん幸せな思いをさせてもらった。でもやっぱりライブが無くなってしまったのは悲しいな……。8ヶ月間考え続けて、つい先日ふと思った。
もう自分で考えればいいじゃん。
ということで考えました。
ちなみにライブの設定は
・開催期間→2020年4月末〜7月頭
・対象曲は「Birthday/君と重ねたモノローグ」まで
・ドームツアー(今回は東京ドームでやっている設定)
です。
以下、やっと本題ですが長い上に私だけが楽しめる内容になってしまいました。読むのやめるなら今です。
【Mr.Children DOME TOUR2020 知らぬ間に失ったライブをこの手で創造してみた】@東京ドーム(6/12)
1. Birthday
やはり一曲目は新曲からということでこちらを選択。Aメロのバスドラの前進感やサビの空を飛んでいるような爽快感がたまらなくいい。
2.3. youthful days〜光の射す方へ
桜井さんの「行くぞ東京!!!」を合図に湧き上がる観客。抱擁・キス・乾杯の出血大サービスで本当に血を流してしまう人もちらほら。徐々にフェードアウトしていくアウトロに「ああもう終わりかよ…」と落胆したのも束の間、微かに聞こえ始める謎の女性の「っっんんんああああああ↑うあああ↑↑んあああ↑↑↑ああ」の声でまたまた観客のボルテージMAX。まだ3曲目なのに感情の起伏に体が追いつかず不整脈発症。
4. 擬態
トビウオに擬態どころかトビウオそのものになっちゃうんじゃないかレベルで縦横無尽にステージを駆け回る桜井さん。現在50歳。あと50年は頑張ってほしい。
5. MC
桜井さん、趣味の仏像鑑賞について語る
6.7. Image〜僕らの音
ここでガラッと雰囲気を変えてゆったりバラード。新参は「え、出だし音小さくね?」とざわつき、古参はその先の歌詞を勝手に先回りで思い起こして泣く。そして「僕らの音」の少しかすれた「あーーあ↑あーーー」でついに全員泣く。
8. GIFT
ミスチルには「陰」の部分に光を当てた曲がたくさんあるけれど、これはまさにそう。最後の会場全体での「ラララ…」は、まさに「僕らの音」。
9. MC
まさかのオール田原MC。夢にまで見た展開に多くのタハラーが失神。
10. Here comes my love
先ほどの嬉しい動揺を落ち着かせる壮大なバラード。絶対屋外(出来れば海)で聴いた方がいい曲だが、桜井和寿の生歌を前にそんな贅沢を言うな。
11. 12. 13. ニシエヒガシエ〜スロースターター〜Round About〜孤独の肖像〜
全曲と打って変わってクセのあるロック3連発。照明ピカーーーン!!!、火柱ドーーーン!!!、紙吹雪パーーーン!!!の会場でとにかく荒れ狂うメンバー。「ついてこれるかあああああ!!」桜井さんの煽りによってついに興奮レベルがカンストした観客の脳汁ブシャーーーー!!!
(失神タハラー、ここで起きる)
14. 15. 16. CANDY〜Hallelujah〜Everything(It's you)
「あまり自分に自信がなく、冴えない男性(演:吉◯亮)が、愛している女性(演:小◯菜奈)に対して普段思ってるけど言えない愛を歌にした」ゾーン。
「柄でもないけど会えると嬉しいよ。」
「僕の存在が君の無限大の可能性を奪うだろう。だけどこれだけは言える。僕は君を不幸にはしない。」
「僕が落ちぶれたら捨ててくれ。」「自分を犠牲にしても守るべきものはただ1つ。君だよ。」
曲が変わるにつれて壮大さとともに◯沢亮のメンヘラ度が上がっていくところがミソ。
17. 天頂バス
「ライブ化けする曲ランキング」をやったら上位に組み込みそうな一曲。桜井さん渾身の「イエエエエエエエエエエエエエエエエエ」。永遠に続けばいいのに。
18. himawari
伝家の宝刀「桜井ステップ」がイントロから炸裂。天頂バスとはまた違った力強さと今までの曲にはなかった切なさと。これで涙を流さずにいられるか。
19. MC
これからのMr.Childrenについての決意表明が語られる。
20. 旅人
調子乗って失敗してを繰り返す自分を鼓舞してくれるとともにそんなダメダメな自分に寄り添ってくれるこの曲の優しさに甘やかされて大人になりました。
21. 優しい歌
この歌詞・このメロディーに「優しい歌」というタイトルをつけるところがもう凡人の発想ではない。ベースラインが非常に癖になる曲。私の好きな曲ランキングを作るとしたらTOP10(体調によってはTOP5)には入るくらいには大好き。
〈ENCORE〉
22. Worlds end
いきなり始まる「ジャガジャーン」で会場全体がとにかく揺れる。もはや「今までのは全部妄想でここからがライブ本編なのではないか?」と思わせるような熱量。
23. 24. ヒカリノアトリエ〜しるし
ポップでキャッチー路線からのしんみりずっしりバラード路線への急な進路変更でも、日本の音楽業界で28年間ゴールド免許のMr.Childrenにかかればそんなもの楽勝。
25. innocent world
もちろん大合唱。田原様の今日イチの笑みがセンタースクリーンに流れる。
26. エソラ
「やがて音楽は鳴り止むと分かってて それでも僕らは今日を踊り続けてる 忘れないために 記憶から消すために Oh Rock me baby tonight また新しいステップを踏むんだ」
ライブの最後の最後にピッタリなフレーズだと思いませんか?そして今文章を打っていて気づいたけれど、もしかしたら私は「メロディーは明るいけど歌詞には哀愁がある曲」フェチなのかもしれない。
ED. 君と重ねたモノローグ
すみません。ここになってしまいました。
また今までのようにライブが開催出来ますように。それまで徳を積んで待っています。